- ダンスを始めたきっかけ……
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NATE(以下:N)
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- もともと、僕がダンスが大好きなのは、
それが表現の方法だからであるから。
そして、それは全ての人ができる事ではないけれど、
人に話しかけるかのように湧き出てくるものだと思う。
だから、ダンスは素晴らしい表現方法だと思うよ。
それに、世界中の国の文化には、第二の言語みたいに
ダンスがあるんだ。
RYON・RYON(以下:R)
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- 何歳でダンスを始めたの?
- N:
- 16歳だよ。
それまでは、そうだね、色々なものを試したけど、
好きになれなかったし、普通の事しかしていなかった。
16歳で、ダンスを始めた時は、本当に大好きになったよ。
踊っている時の自分の感情(テンション)が好きなんだ。
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- Respect リスペクト……
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- R:
- 影響を受けたのは誰ですか?
- N:
- 最も影響を受けたのは、アリーヤだよ。
それからマイケルやジェネット。
でも、本当にダンスを始める
キッカケになったのは、アリーヤだね。
- R:
- アリーヤ、ジャネット、好き!
ダンサーでは影響された人はいる?
- N:
- ダンサーでは、いないな。
僕は、ダンサーに関して何にも知らなかったから、
いつもアーティストを見ていたよ。
だけど、僕がダンスを始めて2年くらいしてから、
プロダンサーかインストラクターというくらいに
なったんだけど、その時HIP HOPが1番流行っていて
アツかったから、誰もテクニックを求めなかったんだ。
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教えをしたりしてから、トレーニングしたりオーディションを受けたりしたんだけど、
テクニックよりも、振り覚えが早かったり、正確に、かっこよく踊れる事を
必要とされていたんだ。
後々、テクニックを磨いていきたいと思った時には、
もうたくさん仕事をしていて時間がなくなってしまったんだ。
そして僕はそんな技術的にトレーニングされてはいないかもしれないけど、
よく目で見て観察するんだ。正確に振りを踊るダンサーのようにね。
いつも同じようにターンができる人は、ターンの仕方を目で知っているんだ。
僕は、自由に踊る事が好きで、たとえそれをみんなはJazzと呼んでも、
違うよ、HIP HOPだよ!て思うよ。
JazzにHIP HOPを取り入れてるんだ。だから、僕にとっては、Jazz-HOPって感じかな。
- R:
- 見るってとても大事なことだもんね。
- N:
- そうなんだ。最近は、細かい振りが流行っているけど、
僕はシンプルなものこそイイものだと思っているんだ。
エンターテイメント性があるし、感情を表現しているし、
それらは、人々に見られてこそ、もっともっとイイものになる。
PVを見ていると、振付が全てではないと思うんだ。
同じように何度も何度も踊って、それが徐々に踊りたいものに
なっていくんだ。そして今、他の動きを踊ってもOK!てなるんだ。
- 日本について、そして大事なこと。 ……
- N:
- 僕は日本に詳しくはないけど、日本は独自のスタイルがあると思う。
HIP HOPの自由でシンプルなものを、独自に変化させていって素晴らしいよ。
日本は明るいし、服はオシャレだし、それを知っていって、とても日本が好きになったよ。
あと少し感じたのは、日本の伝統として、毎日がとても平面的だと思う。
朝起きて、仕事に行って、少し人と会って、家に帰って寝る、といった感じでね。
仕事は快感なんだというのは、サービスの良さなどで感じるよ。
でも、道で歩く人々は元気がないよね。会って話すと「オハヨー!☆!」って
とても元気だけど、道で歩いている人達は暗い表情だよね。
仕事はとても大切だっていうのは、僕もわかるし、理解するけどね。
あと、コレオグラファーという仕事をしている立場として、
この機会に言わせてもらいたい事なんだけど、友達といる時も、誰といる時も、
どんな時も、僕のこの気持ちや僕自身は変らない。
言いたいのは人はみんなそれぞれ平等なんだ。っていうこと。。
「あなたもステキな振付で踊れるし、僕もステキな振付で踊れる」て思う、アーティストなんだ。
そして、「どのアーティストが好きだ」とか、好きなアーティストを選んだり、
アーティストを評価したりする人、その人自身もアーティストだと思う。
だから、みんなアーティストなんだ!
- 自分のSTYLEのルーツ・家族について……
- N:
- 女兄弟が2人(洗礼されていて明るい姉、タフで明るい姉)と、
ゲーム好きな明るい兄弟が1人。母であるクリスティーンは、僕の全てだね。
父も離婚してしまったけど、それでも彼がいた事実は、今の僕の全てさ。
僕の家族は、僕の中心なんだ。家族のおかげで、
今の僕はこんなにも明るく元気に、ここまで成長できたんだとても大好きだよ!
- R:
- いいね!!
- N:
- ・・・僕のルーツの話に戻るけど、
僕が教会でダンスを踊り始めて、HIP HOPを踊り始めたのが16歳の時。
教会のダンスは、動きがすべて手話なんだ。
だからすべての動きが清らかで、わかりやすいんだ。
だから、僕はあいまいでわかりにくい振りは嫌いで、わかりにくいな、
と思ったら、変えるんだよ。僕にとって、自由にシンプルに踊る事が、ダンスの感情なんだ。
それと同時に、HIP HOP(自由に感情のままに)の振りを覚えて踊るのは好きだけど、
ただ単に「HIP HOP」と呼ばれているだけの動きを、
踊らなくてはいけないと感じてしまうのは、好きじゃないんだ。
他の言い方をすると、自分がやりたい振りをやりたいんだ。
そうしたら、人々がそれをHIP HOPとして呼ぶダンスになった、てわけさ。
HIP HOPは、他のスタイルにもありえる事だよ。
それが、見た目まるっきりJazzだったら、みんなHIP HOPとは呼ばないけど、
何回転もするようなダンスだって、HIP HOPでありえるんだ。
これは人によるし、この意見は押し付けがましいかもしれないけど、
僕にとってのどんな事もHIP HOP(自由に感情のままに)であり、
いつも決まった振りをするJazzよりも自由さがある。
HIP HOPは自由さで、自由さをHIP HOPと呼ぶんだ。
僕は、LAで振りを作るにあたって、
「違う、これはこうじゃない、あれもこうじゃない。」とは言わないんだ。
だって、それがHIP HOPだからね。
クラシックバレエはとても厳しくて、決まりがあるね。
Jazzはもう少しゆるいけど、やっぱり決まりがあるよね。
僕は、バレエもJazzも好きだし、素晴らしいと思うよ。
ただ、バレエやJazzを極めた人達の中で、バレエやJazzだけを続けている人は、
その世界では有名になるけど、そんなダンサーの中で、HIP HOPもやっていく人は、
コレオグラファーやディレクターとして、世間的にも有名になっていっている。僕は、
そんな色々なジャンルを超えてきているダンサーが好きなんだ。
- For Work ……
- R:
- そうなんだね。
では、仕事をする上で、大事にしている事は?
- N:
- まず、知っていて欲しいのは、
幸せだと感じること。
そして、常に謙虚でいること。
そして、これは全ての人に
思ってほしい事なんだけど、
「あの人は、僕よりも劣っている」とか
「僕のほうがいい」とか思わない事。
人はみんな同じで、どんな仕事をしていようと、
その人はアーティストなんだ。
僕はその信念を曲げたくないよ。
有名なアーティストでも
「写真はダメダメ!!撮影禁止!!」と
言っている人を見ると、
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「自分のCDを買ってくれたファンかもしれないのに、
どうしてそういう言い方をするんだろう」と思ってしまうんだ。
だからと言って写真をどこでも許していい、
という訳でなくて、言い方が大事だと思うんだ。
「ごめんね、今は行かなきゃいけないから、ごめんね、ありがとう」と言ったりとかね。
感謝することだと思うんだ。
- R:
- 「どんな人でもアーティスト」。素晴らしいね!!
- コレオグラファーとして……
- R:
- ジャネットやビヨンセなどの、ビッグアーティストと仕事をして感じた事は?
- N:
- とても素敵な経験だったよ。なぜなら、僕はフリースタイルのダンサーとして
コレオグラフの仕事をしたかったから。とても素晴らしい事ができたと、幸せに思っているよ。
今ならダンサーとしてアメリカで仕事ができるようになったしね。
でも、初めはそんなふうに思えていなくて、自分はそこにいたくない、
って思っていたんだけど、今思い返してみると、とても有難いことだと思っているし、
その時に人生が変ったから今の自分がいると思っている。
単にダンサーである次に、振付師なんだ。振付をしつつ、僕もダンスが踊れるんだ。
- R:
- ビヨンセとの仕事で感じたものはなんですか?
- N:
- 僕の親友の1人であるジェフリー・ケイが、「フォーゲット」という
素晴らしい仕事を持ってきてくれたんだ。
そして「デ・ジャ・ヴ」の振付の仕事もくれたんだ。
僕がHIP HOPの女の子のダンサーに振付して、彼はアフリカンを振付したんだ。
とても評価の高い作品になったよ。なぜなら、HIP HOPとアフリカンの融合だったからね。
一緒に手を組んで作品を作ったら、ビヨンセがとても気にいってくれたんだ。
そんなわけでとても素晴らしい経験になったよ。
ビヨンセは最高に素晴らしいアーティストだよ。
ジャネットはぼくにとって憧れなんだけどね。ビヨンセは歌も上手い、
演技もできる、パフォーマンスもできる。なんでもできるんだ!
ビヨンセと仕事ができた時は、イメージがどんどん湧いてきて、
僕のHIP HOPの可能性を存分に発揮できたよ。
- タイトル仮……
- N:
- 反対に、今日は僕のインタビューだけど、みなさんが
ダンスを始めたキッカケを聞かせてほしいな。他人の幸せを知っていきたいんだ。
- R:
- じゃあ、私から。当時、マイケルのスリラーとか、ジュニアハイスクールの時にビデオを見て…
- N:
- そうなんだ!!いいね!!最高だよね!!
- R:
- だよね!それらは日本にはないものだったから、NYに行ってみたかった。
そして他のダンサーも見てみたかった。だからNYに行ったの。
そしたら、ダンスはとてもフリースタイルだった。日本でもダンス初めていたけど。
みんな基礎もあってでも自由に感情を表現していてかっこよかった。
そして、自分もこれは良いことなんだって思えるようになったし
基礎を意識しながら自由に表現するとみんなも受け入れてくれた。
だからスゴイ!て思ったの。
- N:
- ビデオというのは、ダンスの歴史だったりもするけど、
「すっごいダンス踊ってる!」っていうのが見れていいよね!動きを見れる。
僕もそういうスタイルが大好きで、ビデオのダンスを見ていて
「あ、ここは僕のパートだ!」って思ったりできるしね。
僕はクリスチャンで、完璧ではないから、もっと信仰を高めていかなきゃって
修行中なんだけど、僕が一番信じて心がけていることが、
「自分の事を、他人にあまりベラベラ自慢しない」って事なんだ。
僕は全ての作品に感謝して愛情を持っているけど、それと同時に、
それらを作っていくことで、色々な人間関係を経験するんだ。
覚えておいてほしいのは、愛情と情熱を持って取り組んでやらなければ、
上手くいかないという事。だから、そこから自分が発展していくためにも、
それらをやっていかなくてはいけないんだ。
ただ、僕からの考え方としては、自分のやりたいようにやって、
ジャネットやビヨンセのように、実際一緒に仕事をした人がハッピーになり、
エネルギーを与えることで、自分にもそれが返ってくる、ということかな。
- R:
- そうだね。私もそう思う。
- N:
- 世界のビヨンセ、ジャネット、ミッシーは、
ダンスのおかげでスーパースターなんだ。
なぜなら、彼女たちのコンサートではダンスが不可決だし、驚くのは、
そのことを本人達は知っていて、ダンサーを1アーティストとして大事にして、
近くにおくようにしているんだ。
同じダンサーを近くにおいて、同じダンサーをずっと使っていくんだ。
それは、アーティストにとっても、とてもいいことだと思うよ。
だって、そんなダンサーもアーティストだからね!
J-LOみたいに、踊って歌うアーティストもいて、僕はそういうのをTVで見れるのが大好きだな。
ダンサーの熱意が伝わるからね。ずっと長い価値があると思うよ。
あと、同時に、僕は、ダンサーに関してだけじゃなくて、
照明さんやスタッフや、コンサートを作っている全ての人々に感謝するよ。
- R:
- ファンのみんなはもちろん、多くの人たちが関わっていて、
アーティストやダンサー、バンドだけではなくスタイリスト、
メイク、ヘアー、マネージメント、コンサートスタッフみんながいるからだもんね!
- N:
- ダンサーは必要とさせているって確信しているしきて、
日本にもいいダンサーがたくさんいるから、仕事をしたいと思うよ。
そうすれば、たくさんの人がそのダンサーを目にできるからね。
どんな人でも、何かに優れているからね。
そしてこれを読んでくれた人に言いたいのは、人々に、
自分が尊敬されるべき人であると言う事を証明するんだ。
仕事をしていくなら謙虚にして、見た目もきちんとするんだ。
踊った後に、汗をかいたまま帰ったりしないでね。清潔でいるんだ。街中でもきちんとするんだ。
ダンサーという「スーパーヒーロー」でいても、プライベートも必ずあるからね。
ステージの上で、人々を感動と衝撃を与えて、君達のようなHIP HOPを踊る世代は、
尊敬させるべきだと証明するんだ。
そして、これからの世代を引っ張っていくこともね。
あとは、ワガママにならない事。お互いから、色々な事を学ぶんだ。
「そうか!じゃあ一緒にやっていこう!」ってなるようにね。
それが1番のことかもしれないな。
- 次なる目標、やりたいこと、そしてメッセージ……
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- N:
- 僕も、ディレクターや、作家や、
世界中をダンサーとして周ったりしたい!
僕は常に自分が成長していきたいよ。
RYONRYONは?
- R:
- R2はダンスもだけど、
「NPO法人あきらめない」や、私がデザインした
「I LOVE MUSIC & I LOVE DANCE」の
チャリティーミサンガなどでも、
ダンスを通して何か社会的に
役立つことをできるようになりたいと
考えているわ。
日本を担っていく若い世代、
ダンサー界だけでなく社会にも
良いことであると感じているから。
そしてそのためには将来的に、
ディレクターやそして表現者としても
色々とやっていきたい。
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- N:
- ところで、RYONRYONはどうしてダンスをはじめたの?
日本のこと、日本のダンスシーンの事も知りたいな。
- R:
- 私はダンスが好きだから。
今は、コミュニケーションや会話が少ない、寂しい世の中でしょ。
だから、ハートを持って、次の世代のために頑張っていきたい。
私の時代は、日本がまだアメリカみたいなダンスを
知らなかった時代だったから、最初のダンスシーンを
作り上げた先輩達の現場の中に、私はいたの。
ダンスの表現が好き。ダンスができる次の世代が頑張れば、
みんなの未来へ必ず届く。すごく大変だと思うけど。
- N:
- 僕もそう思うよ!!
- R:
- では、次の世代の人にメッセージを下さい。
- N:
- 常に、過去に感謝すること。
ともに、伝統的なもの・古いもの=成長の妨げとしないこと。
過去は未来のためにあるんだよ。
あと、人はそれぞれの声(主張・思い)がある。
それぞれが大切で、全てを尊敬することだよ。
自分を主張しても、他人を蹴落としてはいけないよ。
僕の1番の喜びは、人々が幸せでいることさ。
世の中の主は、「与えて助け合える」ことだと思う。
もし、それが偽物だと感じたら、幸せじゃないよ。幸せは自分に返ってくるんだ。
たとえ、助けたのにもう会わない人だとしても、
彼らは僕が助けたことを知っているし、自分自身が知っていることだよね。
そして、ダンス・演技・エンターテイメントなど、
自分が好きなことをできるように、この世に生まれてこれたことを、
神に感謝するよ。
- R:
- 今日はたくさんのお話をほんとにどうもありがとう!
- N:
- ありがとう!!楽しかった!
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